牛窓は、晴れの国、岡山の中でも、輪をかけて晴れの日が多いところです。
周辺で雨が降っていても、牛窓に来るとなぜか晴れています。
牛窓には高い山がなく、切り立った崖などもほとんどありません。
南側は、瀬戸内海に向けて開けているので、大体どのあたりでも、空が非常に広く感じます。
牛窓で青空を満喫するには視界に海が入るほうがいいのでは。 陸の上だと、岸べたの海抜が低いところよりも、少し高台の開けたところのほうがいいと思います。ただ歩いているだけでも空を感じます。もちろん夏の快晴の日、海の上に出れば「うぉりゃー」と叫びたくなるぐらい青空を満喫できます。
オリーブドラブ:くすんだ緑色
この木が似合う場所は、日本にそんなにないかも?
オリーブの木は、本当に乾いた青空に良く似合います。青い空をバックにくすんだ緑色が揺れていると体から湿っぽいものが全部抜けていきそうです。なんとなくオリーブオイルは、体によさそうな気にもなります。実もすごくおいしいし、身近にオリーブの木があるだけで、満たされた気分になります。牛窓のオリーブ園には、オリーブの木がたくさんあって春先の快晴の日には、オリーブ園でピクニックをすると、この上なく幸せな気分に浸れます。オリーブの木は、絶対に青空がバックにあるほうがかっこいいので、なるべく下から見上げましょう。オリーブの木の下で昼寝をするのは最高です。
牛窓にきたら、ぜひ、オリーブ園に行ってオリーブの木を見上げましょう。
瀬戸内沿岸の町、牛窓。
人が心に描く瀬戸内の風景を具現してくれるところ、瀬戸内情緒をたっぷり味わえます。
瀬戸内沿岸の町では、昔から船が重要な役割を果たしてきました。無数にある島の住人たちは、船であちこち行き交います。人も車も郵便も小包も、みんな船を利用します。ここ牛窓もご多分にもれません。生活の一部として船が完全に風景に溶け込んでいます。
瀬戸内には、太古の昔の無垢な大自然は、ほとんど残されていません。どこを漕いでいても、どこを歩いていてもなにかしら人造物が視界の片隅をかすめます。しかし、そんな時、自然と人とのほど良い距離に妙に快感を覚えます。人も自然の一部で、偉大なる地球は微妙なバランスを地球上のものすべてに与えているんだと改めて感じます。牛窓で出会ったナチュラルバランス。
島影と沖を行き交う船の影、動かない影と行きつ戻りつ忙しい影。瀬戸内正調海景色。
ハーバーには、音があります。やさしく心地よい澄んだ音です。
牛窓には、西日本有数のきれいで大きなヨットハーバーがあります。ハーバーに係留したヨットたちは、カランコロンと心地よい音色を奏でます。マストにワイヤーなどがあたって発するきれいな音です。もちろん意図して設計されたものではないでしょう。しかし、今まで聞いたどんな楽器にも負けずとも劣らないきれいな音色を奏でます。仲間のヨットで一晩過ごしたとき、心地よい揺れとアルミの少しくすんだ感じの音色に魅了されてしまいました。
1日の終わりを締めくくるにふさわしい、自然の織り成す色のマジック。
牛窓の夕焼けは、見る人それぞれをそれぞれの色に染めてくれます。
冬の澄んだ空気の中、寒いけど厚着して西の空を見ていると、牛窓に越してきて良かったと思えるときがあります。
黒島や黄島の西の海岸にカヤックを乗りつけて一晩過ごすとき、夕刻のサンセットタイムは、一番の楽しみです。そんなときは、お昼過ぎから空を眺めて、雲の具合だとか空気の透明度ばかり気にしています。
家路を急ぐ漁船の漁師さんも赤っぽく染まって西の空をぼんやり見つめています。このおじさんは、どんな風に染まっているんだろうと、ふと考えてしまいます。
牛窓の夕陽に、それぞれの思い。
波のない穏やかな満月の夜、牛窓の海は、信じがたい光線の渦に包まれます。
都会のアミューズメント施設にも絶対負けません。
晴れて風のない満月の夜は、海の見えるところに繰り出しましょう。水面に反射する月明りがきらきら輝いて幻想的で厳かな気分になります。ぼんやり光る空の濃紺と遠い漆黒の島影が絶妙なバランスをかもしだします。こういう夜は、そのままついでにカヤックを漕ぎ出します。月の明りを頼りにパドルを振れば夜光虫の妖しい輝きに包まれて、ひと掻きごとに心と体は別世界へとトリップします。
空に瞬く星と波間にたゆとう月明り。 遠くに望む港の明かり。
夜空と島影をスクリーンに牛窓の自然が織り成すファンタジーシネマは、訪れる人々の心をつかんで離さないはず。
古くから瀬戸内航路の要をなしてきた牛窓の歴史のページをめくってみましょう。
牛窓は、万葉の時代から港町として栄えていたそうです。江戸時代には朝鮮通信使の寄港地になっていて、今でも毎年11月に当時の様子を再現した行列が牛窓の町を練り歩きます。ただ、今となっては当時のエキゾチックな雰囲気を表立って味わえるところが余りありません。文化は、やはり人々の生活の中に深く溶け込んでいるのでしょう。ビジターが感じ取るには、それ相応の時間が必要な気がします。凝縮して歴史を感じるには、海遊文化館がお勧めです。展示物も興味深いですが、古い警察署をそのまま利用した建物に、すごく惹かれます。できることなら住んでみたい。
←サイト内で迷子になったら ひきずってるカヤックをクリックしてください。
■個人情報保護について
■お問い合わせ
牛窓ウォータートレイル事務局
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓452−1
TEL:0869−34−9300 FAX:0898−34−9294
当サイトに掲載の文章、写真の無断転載は、固くお断りします。